大楠に寄せて
2010年 03月 19日
川古大楠の漢詩を読んでみて下さいね。
年輪
木は、自分の体のなかに年輪というものを持っています。
春から夏までのしのぎやすい環境のもとでは、すくすくと育ちますが冬になると成長が止まってしまいます。
その跡が年輪となるのです。
年輪は木が何歳かを教えてくれます。
木が何度厳しい冬を耐え忍んで来たかを教えてくれます。
でも、そのおかげで何回美しい春をむかえたかもわかるのです。
いま寒くて長い冬を過ごしているあなた。
あなたが耐え忍んでいる、その瞬間にも年齢は刻まれているのです。
自分に訪れた苦しみと絶望を耐え抜いた跡…
その跡が多く刻まれたものが、大木なのです。
どんなに風が吹いてもびくともしない。
大きな根を張った大木のように
試練のときを耐え抜けば、
いつかきっと、大きな人間になれるでしょう。
(哲学する犬ハルより引用しました。)
つい先日、「三樹物語」マップ付きのミニパンフレットを届けて頂いた。
武雄にある樹齢三千年の大楠三樹。
そのとてつもない悠久の時間を想うと、人の営みのなんてちっぽけなことか。
それでも人の素晴らしい所は「愛」が在ること。
沢山の時空を超えたものを持てる事。
皆さんも会いに行きませんか!
そよそよと新緑を広げて迎えてくれる事でしょう。
山閑人から一番近いのは「川古の大楠」
車なら五分程。歩いて、道草してノンビリ時速三キロです(笑)
感動も一入ですね!
マップは山閑人にも置いていますから、それを手に、三樹のパワーを頂きに回ってもいいですね。
歩くには良い季節ですし、桜も開花して参りましたよ〜。
つい先日、大楠の様に
悠久の時間を生きて、人の世を観るのもいいかなって、、、、
そう思って、、
浮かんだ言葉です。
あなたみたいに
逢いに来てくれる人に、
そよそよと笑いかけて
ただただ、自然に向かい、逆らわず生きて行く。
迷い込んだ小鳥を枝に留らせて、
疲れた旅人に木陰を、、、そして話しを、こゝろゆくまで聞いてあげるの。
流れる雲や、煌めく星を見上げ
いつかそこまで届くよと
笑いかける。
おはよう
こんにちは
おやすみ
さよなら
またね
おげんきで
おげんきでいてね。
いつもここにいて笑いかけるよ。
あなたが又ここに来てくれるまで。
笑いかけるよ。そよそよと。
いつか
木の精になって
星になるまで
ママ