奇跡の紫陽花
2007年 09月 01日
私が今,一番驚いている事。
それは,この紫陽花の花です。
名前もわからない。。。
お隣さんから切り花にして頂いた、、
あれから、こうして二ヶ月です。
信じられない。
こんなに長く元気で咲いてくれる事に
びっくりを通り越して、、、
何と言えばいいのでしょう。
言葉が浮かびません。
ピンク色だった花の色は
薄い空色に変わり,
現在はこんな色。
水が特別という訳でもなく、、
普通に切り花にして
ふつうに、、、、
なのに花も葉っぱも生き生きと、、
とうとう,根っこが出て来ました。
枯れたら挿し芽にしようと思ってますが、、
まだまだ、、記録更新中です。
三ヶ月も咲き続けたらきっとギネスね、、
と一人、、、語りかける。
いつものテーブルの
いつもの場所で、、、、
ほっと一息。
そろそろ,夜は肌寒くなって
人恋しい季節でしょうか?
熱い珈琲が美味しく感じます。
読みかけの本をひもといて
自分の時間に浸りたいですね。
久しぶりに,友に手紙を書いたりするのも
いいかもしれない。
そんな季節になりましたね。
九月です。
マグノリアさんが素敵な詩を書いて下さいましたので。
肩をふるわせて 泣いている あなた
うなじを垂れて 声にならない声で 静かに
結い上げた 髪も 気を使う事無く
その白い 首から 白い襟元にかけて 垂れている
そんな 彼女を見守るのは 静寂だけ
静かな 濃い時間が
彼女を取り巻き 見守っている
泣いてる人は 泣きつかれて
いつの間にか 眠ってしまう
眠りの中には 涙は無く
白く 明るい 雲の様な
それで居て 名も知らぬ花が咲き乱れている
そんな場所に 彼女はたたずんで
もう泣いては居なかった。
あの泣いていた人の魂は
名も無い花の命となって
そこに咲き続けて
いつか 愛しい人に
手折られるまで
静かに 静かに
咲き続けている。