幻想
2009年 04月 30日
遠い記憶を呼び起こす様に
写る映像
遠い昔、誰かがここにフイルムを巻いて
見たであろうレンズの向こうの投影
山閑人の扉を開いて真っ直ぐ、一段降りた所にはこの幻灯機があるんです
面白い煙突の様なものは、熱を逃がす為のものなんでしょうね。
どうぞ、目についたら覗いてみて下さい。
一昔前の電話機も側にあります。
昔の重みと言うものがずっしりと手に感じるはずです。
造形のカーブの線がすごくお気に入り。
あれれれ???
マクロで写したはずだのになあ、、、、?
遠い記憶の様に見えて来ます。
いつしか見た光景
このガラスの中に空も山も閉じ込めてしまったんだろうか??
いつの間にか、外の光りまでもがテーブルの中に封じ込められてしまったよう。
私はうとうとと夢でも見たのかしら?
幻想的な、、、、
それともこのジャスミンの花の蕾の中で
惑わされたのかしら??
そう言えばその甘い芳しい香りの中で
夢の続きを見た気がする。
はっと目覚めれば
そこにはただ、、、時間と言うものが止まっていた。
一段降りたテーブルには
一昔、二昔の記憶の風景があるのです。きっとね、、、、