プチ旅=ハウステンボス&ゴッホ展
2012年 10月 29日
先日の23日、火曜日にはハウステンボス美術館に、ゴッホを観に出掛けて来ました。
ちょうど、二日前の日曜日に来て下さったブログお友達のnikonさんは、こちらで結婚式に参列されたそうで、素晴らしいお写真を掲載中です。
電飾の煌めく小道を行くと美術館。
私は午後の未だ陽も高い時間に行きました。
道の両側に置かれた椅子
枯れ葉が舞って秋の風情でした。
ちょうど、美術館へ向かうタクシーに出会いました。オランダで走ってるのと同じなのかな?
木立の中に美術館があります
ひっそりとした庭園に長い影が伸びて秋らしい一日。
定休日を作ったら、美術館巡りをするのが夢でしたので、
今日はホントに嬉しかったです。
(この日だけしか行く機会がありませんでしたので、急遽行く事が叶いました)
それに九州国立博物館で観た『ヒバリの飛び立つ麦畑』に再会出来た喜びは言葉にできません。
あの日この絵に感動した事。つい昨日のようなのですが、、、図録では味わえない原画の持つ魅力というものでしょうか。
その、ヒバリも実は山ウズラであったという事実がこの20年のゴッホの研究で分ったそうです。
勉強家であったゴッホを知る展示であったと思います。
習作が多かったし小作品ばかりでしたが興味深かったですね。
27歳で画家を目指し、37歳で自死。あまりの若さに絶句してしまいますが、その間制作された絵は2000点。簡単に計算しても二日に一点仕上げていたと言うことで、驚いてしまいます。
しかし、生涯に売れた絵は一点。^^:
パリで印象派に出会い、明るい色彩の中、今のゴッホが形作られて行ったようです。
カンバスの代わりに茶箱の木の蓋の裏にも描いてあるのですが、何と佐賀県嬉野茶の木箱だそうですね。浮世絵に興味のあったゴッホの一面をかいま見たようでした。
色彩の研究や構図、遠近法など、凄い勉強家です。
資金面や精神面で、ゴッホを支えた弟テオも、兄の死後、次の年に33歳で心筋梗塞で亡くなります。一心同体とも言える兄弟でしたね。
今回の作品中36点が、ゴッホ美術館以外での展示は初公開だったそうで、ホントに観ることができてラッキーでした。
Iさん、Hさん、連れて行って下さってありがとう。^^
次回は『フェルメール』行きたいですね!!!
美術館の庭には薔薇が咲き乱れておりました。
もう時期を過ぎていたけれど、陽光の中綺麗でしたので
夢中で、シャッターを切りました。
次回、アップしたいと思います。
ママ